【高品質なアプリケーション開発テクニック(その5)】
~シーケンス図編~
組込アプリケーション開発において、シーケンス図はとても良く使われる設計書の1つです。
モジュール間でやりとりする際、どのモジュールからどのモジュールに対して、どんなタイミングで、どんな順番でメソッドを呼び出すのか、という情報を得るためにはソースコードを追っていく必要があり、とても時間がかかります。
そのような、ソースコードを追う作業を軽減してくれる図がシーケンス図です。
図は、「イープルトレーナー」で解説しているシーケンス図の例です。
この図を見れば、現在時刻の文字列を取得するために、「現在日時管理モジュール」、「日時取得モジュール」、OSのAPIを階層的に呼び出していることが一目で分かります。
これはとても簡単な例ですが、このような単純なやり取りであっても、シーケンス図がない状態でソースコードから読み取るにはそれなりに時間がかかります。
ますます膨大になるアプリケーションの開発現場に参画する前に、イープルトレーナーで基礎を見につけてはいかがでしょう?
第一弾のBASIC編では、Windows上で手軽に学べるようにVC++ Express Edition(無料ダウンロード可)上で学習できるようになっています。