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概要

組込み開発現場を重視した、組込みソフトウェア開発支援パッケージ。

設計・開発

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デバッグ・評価

デバッグ・評価

Real-Series(リアル・シリーズ)は、状態遷移表設計・デバッグ環境で構成される組込みソフトウェア開発支援パッケージです。

これまで導入障壁が高いとされてきた、状態遷移設計手法を手軽に、コンパクトに、真に使える開発環境です。ドライバ開発(USBなど)からアプリケーション開発まで幅広くお使いいただけます。また、組込み開発現場を重視しているので、コーディング・デバッグ工程においても驚異的な効率UPをお約束します。

組込みソフトウェア開発工数を1/2にします。

Real-Seriesは、あらゆる組込みソフトウェア開発における工数削減に貢献します。Real-Series最大の特長は、導入時に一からのシステム再構築を必要としない点です。一般的なCASEツールでは、システムのすべてをそのツールが用意する環境で構築しなくてはならないことが多く、既にシステムがある場合の導入障壁となっていました。
Real-Seriesでは、システムの必要な部分にのみ状態遷移設計手法を導入することができる小回りの高さにより、導入時のロスを最小限に抑えています。 一度導入すれば、開発からデバッグまで一貫して効果を発揮し、実績値としては従来工数の1/2を達成しています。

Real-Seriesの導入効果

アプリケーションからドライバ開発まで、どこでも使えます。

Real-Seriesの適用範囲表

Real-Seriesはアプリケーション開発からドライバ開発まで、状態遷移を必要とする部分であればどこでも容易に導入できます。Real-Seriesは基本的な仕組みとして、作成した状態遷移表をC言語ソースコードによる状態遷移フレームワークとして生成します。 従来のCASEツールでは変数や処理のすべてを自動生成する(全自動)ものが多くあり、これは使い方をすべて覚えるまでに膨大な時間がかかるだけでなく、デジタル家電のような短期開発や比較的規模の小さい開発には導入障壁が高いとされていました。

Real-Seriesは状態遷移フレームワークのみ生成する(半自動)ため、Excelライクなキーボード操作を覚えて、状態遷移フレームワークをソースコード生成した後は、お客様の従来の開発スタイルのまま、プロジェクトを進めることを可能としています。 このため、短納期開発や小規模開発、また、アプリケーションからドライバの開発まで、あらゆる工程や分野に容易に導入できます。

使うほど手になじむ、現場重視の開発ツール。

使えば使うほど手になじむ工具のように、Real-Seriesは組込みソフト開発作業を強力にサポートします。 Real-Seriesを使ったソフトウェア開発の基本スタイルでは、始めに状態遷移ロジックを作成し、次に各遷移動作セルに対して細かい処理を実装していきます。この作業を強力にサポートする「状態遷移表エラーチェック機能」や「未実装ハンドラ検出機能」、および遷移動作セルからのテキストエディタ呼び出し機能を備えています。

また、Real-Seriesでは、状態遷移表設計時に必要となるほとんどの操作に対して、ショートカットキー操作を用意。表計算ソフトライクな操作と相まって、キーボード操作だけで状態遷移設計ができるので、ソフトウェアのロジックを考える作業に集中できます。

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