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VisualC++ 6.0にてビルドした場合に「Fatal Error C1063:」が表示される

組込みGUI統合開発環境 GENWARE3(ジェンウェアスリー) サポート

技術情報(よくあるご質問と回答)

ご質問

GENSKETCH3で生成したソースコードをMicrosoft社製 VisualC++6.0にてビルドした際に、「Fatal Error C1063:」が表示される際の対応方法を教えてください。

回答

以下の手順で現象を回避できるかご確認ください。

  1. VisualC++6.0 のプロジェクト上でビルドされている場合)
  2. Visual C++ 6.0プロジェクトを開きます。 メニューから「プロジェクト」の「設定」を選択します。「プロジェクトの設定」ダイアログが開きます。
  3. 「C++」タブを選択し、「プロジェクトオプション」の項目に「/Zm」オプションが設定されていないか確認します。 「/Zm」オプションが設定されている場合は、値を小さくします。 (例:「/Zm1500」 が設定されている場合には、「/Zm1400」などに変更します。)
  4. ビルドエラーが発生しなくなるまで、手順3を繰り返します。

GENSKETCH3のコンパイラ連携機能にてビルドされている場合

  1. GENSKETCH3のプロジェクトデータで使用しているBSPのフォルダをエクスプローラで開きます。
    (例:BSP「STANDARD」を使用している場合、C:\Program Files\ILC\GENWARE3\GENWARE3\BSP\STANDARD)を開きます。
  2. BSPのフォルダ内のテンプレートフォルダを開きます。 GENSKETCH3で生成されているソースコードの形式に応じたフォルダを開きます。 C言語の場合:「TemplateC」 C++言語の場合:「TemplateCPP」 ファイル「vc6template.mak」を探し、お手持ちのテキストエディタで開きます。
  3. 62行目末尾の「/Zm1500」の値を小さくし、ファイルを上書き保存します。 (例:「/Zm1500」 を「/Zm1400」などに変更します。) GENSKETCH3のメニューから「ファイル」の「ソースコード生成」を選択します。 「追記」形式でソースコード生成を行い、続けてビルドを実行します。 ビルドエラーが発生しなくなるまで、手順4から繰り返します。

対象製品バージョン:Ver.2.00.000

管理番号:FG_G10044

資料更新日: 2008年9月8日

※この資料は、資料更新日現在のものです。


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