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フローティングライセンスの認証に失敗する場合のトラブルシューティング

組込みGUI統合開発環境 GENWARE3(ジェンウェアスリー) サポート

技術情報(よくあるご質問と回答)

ご質問

フローティングライセンスを利用していますが、「ライセンスの認証に失敗しました」というダイアログが表示され、GENSKETCH3が起動しません。
GENWARE3:ライセンス認証に失敗しました。

回答

フローティングライセンスをご利用の場合に、ライセンス認証に失敗する場合は、以下の原因が考えられます。

  • lservrc.iniの記述内容に誤りがある
  • ライセンスサーバマシンがDHCPを使用している
  • lservrc.iniの格納場所に誤りがある
  • GENWARE3を起動しているクライアントPCとライセンスサーバ間の通信に障害がある

フローティングライセンスの認証に失敗する場合の確認方法

lservrc.iniの確認

クライアントマシン用ライセンス管理ファイル「lservrc.ini」ファイルには、ライセンスサーバマシンのIPアドレスを入力します。
▼lservrc.iniの記入例
[GENERAL]
HOST=123.45.67.89
※「123.45.67.89」に、ライセンスサーバマシンのIPアドレスが入力されているか確認してください。
記述内容の詳細は、「GENWARE3 インストールガイド」を確認してください。

また、ファイル名「lservrc.ini」が正しいことも確認してください。
※Windowsエクスプローラーでファイル拡張子を表示する設定を行い、拡張子を含めたファイル名が正しいことを確認してください。
※ノードロックライセンス用のライセンスキーファイルとはファイル名が異なります。

ライセンスサーバマシンのIPアドレス

ライセンスサーバマシンはIPアドレスを固定してください。
DHCPを使用してIPアドレスを動的に割り当てないようにしてください。
※ ライセンスサーバマシンのIPアドレスが変化した場合、その結果としてlservrc.iniのIPアドレスが不正となります。

lservrc.iniの格納場所

lservrc.iniがクライアントマシンの以下のフォルダに格納されているか、確認してください。 C:\ProgramData\ILC\GENWARE\GENWARE3\License
※ 使用するGENWARE3のバージョン、およびOSによっては、lservrc.iniの格納場所が異なる場合があります。詳細は「GENWARE3 インストールガイド」を確認してください。 GENWARE3をバージョンアップした場合には、格納場所が変更されている場合がありますので、必ずご確認ください。

クライアントPCとライセンスサーバ間の通信

GENWARE3を起動しているクライアントPCとライセンスサーバ間で通信が確立されているか、確認します。
クライアントPCにて、「コマンドプロンプト」を起動し、コンソール画面に"ping 123.45.67.89"と入力し、ライセンスサーバマシンからの応答を確認してください。
(※123.45.67.89 にはライセンスサーバマシンのIPアドレスを入力します。)

以上の確認において問題がないにもかかわらず、なおフローティングライセンスの認証に失敗する場合はサポート窓口(ファクティクス テクニカルセンター)までお問い合わせください。

■FACTICSテクニカルセンター
TEL:082-262-7799(受付け時間:午前9時~午後5時:土日祝日を除く)
FAX:082-263-4411(常時受付け)
E-Mail:fa@ilc.co.jp(常時受付け)

対象製品バージョン:Ver.2.85.000

管理番号:FG_G10045

資料更新日: 2021年3月30日

※この資料は、資料更新日現在のものです。


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