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コントロールのコールバック関数の呼び出しタイミングとイベント発生条件について

組込みGUI統合開発環境 GENWARE3(ジェンウェアスリー) サポート

技術情報(よくあるご質問と回答)

ご質問

コントロールのコールバック関数の呼び出しタイミングとイベント発生条件について教えてください。

回答

コントロールのコールバック関数の呼び出しタイミングにつきましては、 GENWARE3ユーザーズマニュアル「32-2 呼び出しタイミング」を参照してください。
また、コールバック関数のイベント発生条件は以下の表のとおりです。

キー イベント発生条件
OnKeyPress

コントロールプロパティでコールバック関数「OnKeyPress」を「あり」に設定し、当該コントロールにフォーカスが当たっている状態で、キーボードのキーを押すことで「OnKeyPress」イベントを発生させることができます。
OnKeyRelease

コントロールプロパティでコールバック関数「OnKeyRelesase」を「あり」に設定し、当該コントロールにフォーカスが当たっている状態で、キーボードのキーが離された後で「OnKeyRelesase」イベントを発生させることができます。
OnPress
コントロールプロパティでコールバック関数「OnPress」を「あり」に設定し、当該コントロールをポインティングデバイスでPressすること(例:マウスの左ボタンを押す)で「OnPress」イベントを発生させることができます。
OnClick
コントロールプロパティでコールバック関数「OnClick」を「あり」に設定し、その後「OnClick」をありにしたコントロールをマウスでクリックすることで「OnClick」イベントを発生させることができます。
OnDraw
コントロールプロパティでコールバック関数「OnDraw」を「あり」に設定し、その後「OnDraw」をありにしたコントロールを描画した場合に「OnDraw」イベントを発生させることができます。
最初に表示されるとき、また、形状が変化するとき(例:ボタンのON形状からOFF形状に変化するときなど)に描画が行われ、「OnDraw」が呼ばれます。
OnTimer
コントロールプロパティでコールバック関数「OnTimer」を「あり」に設定し、その後タイマイベントが呼ばれた場合に「OnTimer」イベントを発生させることができます。
OnSetFocus
コントロールプロパティでコールバック関数「OnSetFocus」を「あり」に設定し、その後「OnSetFocus」をありにしたコントロールにフォーカスを当てた場合に、「OnSetFocus」のイベントを発生させることができます。
OnKillFocus
コントロールプロパティでコールバック関数「OnKillFocus」を「あり」に設定し、その後「OnKillFocus」をありにしたコントロールからフォーカスを外した場合に、「OnKillFocus」のイベントを発生させることができます。
OnCreate
コントロールプロパティでコールバック関数「OnCreate」を「あり」に設定し、その後「OnCreate」をありにしたコントロールが作成された場合に、「OnCreate」のイベントを発生させることができます。
OnDelete
コントロールプロパティでコールバック関数「OnDelete」を「あり」に設定し、その後「OnDelete」をありにしたコントロールが削除された場合に、「OnDelete」のイベントを発生させることができます。
OnUser
コントロールプロパティでコールバック関数「OnUser」を「あり」に設定し、その後「OnUser」をありにしたコントロールへユーザイベントが呼ばれた場合に、「OnUser」のイベントを発生させることができます。
OnScrollFinish
コントロールプロパティでコールバック関数「OnScrollFinish」を「あり」に設定し、その後「OnScrollFinish」をありにしたコントロールのキャプション文字列スクロールが完了した場合に、「OnScrollFinish」のイベントを発生させることができます。
OnScroll コントロールプロパティでコールバック関数「OnScroll」を「あり」に設定し、その後「OnScroll」をありにしたコントロールのスクロールバーをスクロールした場合に、「OnScroll」のイベントを発生させることができます。
OnSelectChange リストコントロールプロパティでコールバック関数「OnSelectChange」を「あり」に設定します。
リストコントロールで選択行を変更したときした場合に、「OnSelectChange」のイベントを発生させることができます。
OnChangeActiveCell グリッドコントロールプロパティでコールバック関数「OnChangeActiveCell」を「あり」に設定します。
グリッドコントコントロールでセルのフォーカスを移動する直前に、「OnChangeActiveCell」のイベントを発生させることができます。
OnDrawCell グリッドコントロールプロパティでコールバック関数「OnDrawCell」を「あり」に設定します。
グリッドコントコントロールで各セルの描画処理を実行する直前に、「OnDrawCell」のイベントを発生させることができます。
OnAbortCache キャッシュテキストコントロールプロパティでコールバック関数「OnAbortCache」を「あり」に設定します。
キャッシュテキストコントコントロールでキャッシュ領域のメモリ確保に失敗したときに、「OnAbortCache 」のイベントを発生させることができます。

 

対象製品バージョン:Ver.2.85.001

管理番号:FG_G10072

資料更新日: 2019年11月19日

※この資料は、資料更新日現在のものです。


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