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INTAPANELへのよくある質問と回答

INTAPANELへのよくある質問と回答

INTAPANELへのよくある質問と回答

機能部品関連

質問:異常発生履歴の記載されたテキストファイルをINTAPANELで表示することはできますか。また、異常が発生すると、その履歴をテキストファイルに保存することはできますか?

回答:テキストファイルを読み込むことはできませんが、アラーム機能を使用することで、異常の発生日時やメッセージ等を表示することができます。また、アラームの保存機能により、CSV形式でのファイル保存ができます。

質問:INTPANAELで自作のテンキーを作ることはできますか?

回答:可能です。コマンドボタンの機能「キーボタン」を使用することでテンキーを作成できます。

質問:ビットマップを貼り付けたボタンを作成することはできますか?

回答:

可能です。
INTAPANEL Ver.4.0以降では、ON/OFFボタン、ワードボタンの種類・形状を「形状指定」とした場合に、形状としてビットマップファイルを指定できます。
以下のフォルダにコピーしたビットマップファイルが形状として指定できます。
\INTAPANELインストールフォルダ\intaparts\ユーザ\ビットマップ
(デフォルトのインストールフォルダはC:\Program Files\INTAPANEL)

コマンドボタンにビットマップを貼り付ける場合、またはVer.4.0より前のバージョンをご使用の場合は、ボタンとビットマップ部品を重ね合わせることで可能となります。

実現方法は以下のとおりです。

  1. ビットマップ部品を作成し、ボタンに貼りたいBMPを設定する。
  2. このビットマップ部品の上に、ON/OFFボタンなどを作成する。
  3. ボタンのプロパティ設定ダイアログの「制御フラグ」タブで「表示/非表示」を「非表示」と設定する。
    (つまり、ビットマップ部品の上に、透明なボタンを重ねることになります。)

※ビットマップ部品の設定、「制御フラグ」-「表示/非表示」-「間接指定」を併用することで、ボタンON、ボタンOFFと連動し、BMPの表示を切り換えることも可能です。(間接指定とは、指定したビットのON/OFFにより、部品の表示/非表示を切り換える機能です)

  1. ビットマップ部品を2つ重ね、それぞれにボタンON、OFFのBMPを設定する。
  2. .ボタンONのビットマップ部品のプロパティ設定で、「制御フラグ」-「表示/非表示」-「間接指定」を行う。 ここで、ボタンON時にONするビットを設定する。
  3. このビットマップ部品の上に、ON/OFFボタンなどを作成する。
  4. .ボタンのプロパティ設定ダイアログの「制御フラグ」タブで「表示/非表示」を「非表示」と設定する。

質問:リスト選択部品で、外部から選択行を移動させると同時に、「リスト選択時」マクロも動作させることはできますか?

回答:リスト選択時マクロは、マウスクリックや画面タッチにより行を選択した場合に動作します。
行番号格納用の共有メモリCWを、数値表示&入力、または、ワードランプに設定し、値変化時マクロを使用してください。

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機能部品開発関連

質問:フレーム内にユーザ定義部品を作成するとき、部品の位置を指定するには、IPSSGetMyRect()を用いればよいのでしょうか?

回答:IPSSGetMyRect()は、フレーム内にある部品に対しては、フレームの左上の座標を原点とした矩形領域を取得します。 このため、IPSSGetMyRect()だけではなく、IPSSGetMyFrame()により画面左上を原点としたフレームの矩形領域を取得し、補正する必要があります。

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起動・終了関連

質問:INTAPANELを起動するとき、同時にほかのアプリケーションを起動させることはできますか?
また、INTAPANEL終了時に、同時にほかのアプリケーションも終了させることはできますか?

回答:アプリケーション起動は、設定ファイルINTACORE.INIに設定を行うことで可能となります。
例として、INTAPANELに標準添付の通信用ソフトウェア(CMと呼びます)、C24_CMを起動する方法を以下に示します。

# ----------------------------------------------------------------------------
# APP1
# ----------------------------------------------------------------------------
# 0or1
APP01=1 ←アプリケーションを起動する場合、1とします。
# maxlen 128
APP01NAME=C24.exe ←起動するEXEファイル名を指定します。
# maxlen 128
APP01CRNTDIR=C:\Program Files\INTACORE\Cm(c24)
←起動するEXEファイルの格納場所をフルパスで指定します。
# maxlen 128
APP01COMMAND= ←引数が必要な場合はここで設定します。
# maxlen 256
APP01TITLE=C24_CM ←アプリケーションのタイトルを指定します。
# 0 <= n <= 999999
STARTAPP01WAIT=100 ←APP01起動からAPP02起動までの待ち時間をmsec単
位で設定します。

また、INTAPANEL終了時にほかのアプリケーションを終了させる場合は、「プロジェクトアンロード時マクロ」(プロジェクト終了時に実行されるマクロ)に、指定ウィンドウ終了用マクロ関数WINTERMを設定する方法があります。なお、WINTERMでは、ウィンドウタイトルを持つアプリケーションのみ終了可能です。

質問:起動時に、INTACORE 共有メモリサーバのウィンドウを最小化できますか?

回答:INTACORE.EXEの起動引数として/Vを付けることで最小化表示できます。
なお、起動引数/V0を使用すると、INTACORE 共有メモリサーバのウィンドウを非表示で起動できます。

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共有メモリ関連

質問:システム共有メモリはCB、CWともデフォルトの先頭アドレスが4000に設定されていますが、先頭アドレスを変更することはできますか?

回答:共有メモリ使用点数の範囲内であれば、お客様のシステム(CB,CWの割付)にあわせて自由に変更できます。INTAPANEL BUILDERのメニュー[設定]-[RUN実行パラメータ]から変更してください。

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共有メモリ一括モニタ関連

質問:共有メモリ一括モニタでは、どのような表示に対応していますか。

回答:共有メモリ一括モニタは、1バイト文字にのみ対応しています。
したがって、日本語などの2バイト文字の表示はできません。

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マクロ関連

質問:INTAPANELのマクロで実数を扱うことはできますか?

回答:実数は扱うことはできませんので、×100、×1000などし、整数値として共有メモリCWに格納してください。

質問:押したボタンが、へこんだまま(ONのまま)になり元の形状(OFF)に戻らないことはありますか?

回答:ユーザによるボタンの操作と、マクロ関数CLICKEVENTの実行が同時に起こった場合に発生する可能性があることが、確認されています。
ボタンを押している最中に、画面の定周期マクロなどからCLICKEVENTが実行されると、ボタンからフォーカスが外れてしまい、ボタンを放しても(OFFしても)、ボタンを放したというイベントを受け取ることができません。このため、ボタンがへこんだまま(ONのまま)になる可能性があります。
そのほかの場合では、発生は確認されておりません。

質問:マクロ実行が中断されることはありますか?

回答:次の3パターンがあります。
〔1.画面切換えによる処理の終了〕
画面切換え用マクロ関数SHOWPAGE、CLOSEPOPWを使用している場合、SHOWPAGE、CLOSEPOPWが実行された時点で、処理が切換え先の画面に移るため、画面切換用マクロ以降に記述された処理は実行されません。SHOWPAGE、CLOSEPOPWとその他の処理を一つのマクロに併記する場合は、画面切換え以外の処理を、SHOWPAGE、CLOSEPOPWより前に記述してください。
例)CW0をインクリメントし、画面0に切り換える
良い例:
CW0=CW0+1; ←CW0をインクリメントした後
SHOWPAGE(0); ←画面0に切り換える
悪い例:
SHOWPAGE(0); ←画面切換えが先に実行され
CW0=CW0+1; ←CW0のインクリメントは実行されない

〔2.マクロ終了用関数RETURNによる処理の終了〕
マクロ関数RETURNを実行すると、その時点でマクロの処理が終了します。
例)
CW0=CW0+1; ←CW0をインクリメントした後
RETURN(0); ←マクロの処理を終了
CW1=CW1+1; ←CW1のインクリメントは実行されない。

〔3.マクロエラー発生による処理の中断〕
マクロ内でエラーが発生すると、その時点で処理が終了し、以降の処理は実行されません。
例)
CW0=CW0+1; ←CW0をインクリメントした後
CW1=CW0 / 0; ←0割エラーが発生し、マクロの処理が終了する
CW2=CW2+1; ←CW2のインクリメントは実行されない

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