GENWARE2のおもな機能をご紹介します。
映像とグラフィックスを融合
映像とグラフィックスのオーバレイ機能に対応しました。本機能により複数のレイヤを重ね合わせて同時表示することができ、デジカルカメラやデジタルＴＶのメニュー画面のように映像の上にメニュー項目を半透明表示させるといったGUIデザインが可能になりました。
■3枚のレイヤ構成で、α値（透明度）を上からそれぞれ40%、80%、100%に設定した場合
PC並の多彩な視覚効果
αブレンディングを用いた、PC並みの高度で多彩な視覚効果を使ったGUIデザインが可能になりました。また、タイムラインを用いたアニメーション設定機能により、動きのあるエンタテインメント性の高いGUIが、プログラムレスで簡単に開発できるようなりました。
■アニメーション例
EPG（電子番組表）を簡単に開発
高機能コントロール（グリッドコントロール）により、デジタル家電製品のGUIにおいて高いニーズがあるEPGライクな画面がより簡単に開発できるようなりました。
■EPG画面でのグリッドコントロールの使用例
その他の機能
機能名称 |
内容 |
| 多言語対応機能 | 1つの実行モジュールに対し、複数の言語の情報（文字列、フォント、フォントサイズなど）を持つことができます。これら複数の言語は、互いに切り換えて表示できます。Unicodeにも対応しています。 また、文字列リソースの編集効率を向上させるため、リソースのインポート・エクスポート機能に対応しています。 |
| パレット機能 | インデックスカラー方式に対応し、独自のパレットを設定できます。 |
| 流れ文字・ブリンク機能 | コントロールに表示する文字列を、流れ文字表示・ブリンク表示できます。 |
| 背景色透明・フォーカス時効果機能 | テキストボックスの背景色を透明に設定できます。また、テキストボックスにフォーカスがあたっているときのカーソルの有無も設定可能です。 |
| ユーザ独自イベントの追加 | 独自のコールバックイベントが登録可能です。 |
| データサイズのコンパクト化 | DIBビットマップに対応し、ROM化時の画像のデータサイズをコンパクト化。 |
| ユーザコード保護機能 | GENSKETCH2でソース生成したファイルにソースコードを追加した場合、次回のソース生成時にそのソースコードを上書きすることはありません。 |
| シミュレーション拡大表示機能 | シミュレーション時にも、画面の拡大・縮小表示が可能。 |
| GENIFA2描画機能高速化 | GENIFA2の描画アルゴリズムを改良し、描画速度を高速化。 |
| GENIFA2フォントの階調表現 | フォントの階調表現に対応し、美しいフォントが表現できます。 |