2020年にはインターネットに繋がるデバイスが300億個にまで拡大すると予測されています(*1)。今後爆発的に普及するセンサをはじめとした様々なデバイス、IoT(Internet of Things)が社会を大きく変えていく中、その開発ニーズも急速に増えています。今すぐIoT化を検討し始めなければと思っている企業、エンジニアの方々も多いではないでしょうか。組込開発・IoT・クラウドのプロトタイピング開発が必要になります。すぐにはプロトタイピング開発がスタートできないのが現状です。
・ハードウェア、OSや開発環境の選定に、膨大な時間と費用が掛かる。
・ハードウェアやOSに対応した各種ライブラリ、サンプルプログラムがない。
・組込・IoT・クラウドすべてに精通したエンジニアが少ない。
こうした悩みを解決するために、必要なハードウェアとソフトウェアがオールインワンされた
国内初のプロトタイピング開発キットがILC AIR Kit(アイエルシー エア キット)です。
ILC AIR Kitのハードウェアには、世界標準のプロトタイピング用Raspberry Piを採用しています。
Raspberry Pi、LCDタッチスクリーン、SenseHATボードの と、
LCDタッチスクリーンが付いていないRaspberry Pi、SenseHATボードの の
2タイプが準備されています。
どちらもアイ・エル・シーから提供されるMicroSDをセットするだけで、すぐに使えるプロトタイピング開発キットとなっています。
ソフトウェアとして、Raspberry PI、SenseHATの各種I/OにアクセスするためのC言語ライブラリ、mruby、MicroPythonのI/Fや、ソフトウェア開発環境、各種サンプルプログラムを豊富に用意しています。
さらにILC AIR Kitには、ハードウェアやOSの違いを吸収し、IoTには不可欠なシームレスかつセキュアな通信を保証するスマートエンベディットプラットフォーム(SEP)が搭載されています。これまでインターネットやクラウドに繋がっていなかった各種I/Oや機器をIoT化し、クラウドから制御するシステムのプロトタイピング開発まで可能になります。
さまざまなモノを繋ぐことで、新しいアイデアを生みだし、新しいアイデアを実現できる、それがILC AIR Kitです。
ILC AIR Kitは、ECクラウドサービスILC STATIONから購入できます。
ILC AIR Kitを購入したユーザは、ILC STATIONから、プロトタイピング開発に必要な開発環境、豊富な各種のサンプルプログラムを無料でダウンロードできます。
組込・IoT・クラウドサービスの各種プロトタイピング開発に必要なアイデアが、ILC STATIONの中からきっと見つかります。
ILC AIR Kitでは、組込・IoT・クラウドサービスのプロトタイピング開発を強力にサポートする開発環境や豊富なサンプルプログラムを用意しています。
組込プロトタイピング開発では、C言語による開発のほか、ソフトPLCによるI/O制御や、GUIのプロトタイピングを行うこともできます。
・豊富なC言語ライブラリのI/Fとサンプルプログラムを用意しています。
・ILC AIR Kit MicroSDにはソフトPLCのランタイムが搭載されており、制御の分野で一般的に使われている
ラダー言語・ST言語・FBD言語でシステム開発が可能です。制御用プログラムとC言語プログラムを組み合わることに
より、ソフトPLCを使ってIoTプロトタイピング開発もできます。
・専用のGUIエディタを使うことで、短時間でGUIプロトタイピング開発が体験できます。
IoTシステムのプロトタイピング開発で、重要な機器と機器を繋ぐ実例の1つとして、タブレットなどスマートデバイスとの連動サンプルが用意されています。
また、Webエンジニアのために、mrubyおよびMicroPythonのI/Fも用意されています。
・スマートデバイスを用いたリモートモニタ・操作パネルシステムのプロトタイピング開発を簡単に行えます。
・ILC AIR Kitに搭載されたSmart Embedded Platform(SEP)により、ILC AIR Kitと他の機器を簡単に繋ぐことが
できます。
ILC STATIONから提供されるNode-RED上で開発されたシーン制御開発ツールで、インターネットに
繋がるデバイスを動作させたり、eメールやYoutubeなどソーシャル環境を活用できるFunction Box (ソフトウェア部品)を線で繋ぎ合せるだけで各種シーン制御プログラムが簡単に作成できます。
シーンに応じて、クラウドに繋がった様々なデバイスを自由につなぎ制御するシステムのプロトタイピング開発が体験
できます。
Smart World実現のために、Device Web APIがつなぐOpenなWeb Worldと
CloseなEmbedded Worldを連携する
IoTソリューションを提供します。
Device Web API対応機器と非対応機器 (既存の制御機器やI/O・センサ 等) の両方をシームレスにつなぐことができるIoTプラットフォーム SEP (Smart Embedded Platform)を提供します。
Node-REDベースのプログラミング環境を提供します。各機器にアクセスするソフトウェア部品(Function Box)をWebブラウザ画面上で配置し、部品同士を線でつなぐだけでデータ連携や制御ロジックを作成でき、
作成後すぐにプログラムを実行できます。
上記のIoTプラットフォーム(SEP)、IoTプログラム開発環境を用いてIoTシステムをすぐに試すこと
ができる
ハードウェアとソフトウェアがオールインワンのプロトタイピング開発キット
ILC AIR Kitを提供します。
ILC AIR Kitの詳細はこちら
ILC AIR Kitのご購入はこちら
(*1) 出展:「平成29年版情報通信白書」(総務省)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc133100.html
Raspberry Pi は、Raspberry Pi財団の商標です。
Linux®は米国及びその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。