組込みGUI統合開発環境 GENWARE3

GENWARE3

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機能

組込みソリューション30年の伝統と新発想

GENWARE3の新機能をご紹介します。
GENWARE3で特に力を入れたのは、GUI開発工程間をシームレスに繋ぐための開発手法です。
プログラムレスGUI開発手法、画面遷移設計機能、デザインデータ連携機能により、「設計」「実装」「デバッグ」といったGUI開発の各工程間ロスを極限まで削減します。

GENWARE3を使用したGUI開発

作成した画面はC/C++ソースコードに展開され、ボタンのクリックや画面の生成タイミングで呼ばれるコールバック関数フレームワークが自動生成されます。GUI開発者は、このコールバック関数内に独自の処理を書き足していくだけで、簡単に組込みGUIアプリケーションを構築できます。さらに、デザインデータや画面遷移図の取込み、開発完了時に完成図書へ反映する機能などの洗練された機能により、組込みGUI開発のすべての工程をシームレスに行えます。

誰でも作れるGUI開発手法「GUIシナリオ」機能

GUIシナリオの作成例「ピクチャ部品の絵を変える」
ソースコード生成されたGUIシナリオのイメージ

GUIシナリオコードを組み合わせることにより、ソースコードを記述することなく、GUIアプリケーションを作成できます。

開発効率を劇的に向上させる機能が「GUIシナリオ」です。
従来はプログラム開発が必要であった各シーンにおけるGUI制御処理をマウスによる簡単操作で対話形式に作ることができます。 また、作成したGUIシナリオはソースコードに自動展開されるため、プロトタイピングソフトウェア開発者による本格的な処理の追加も可能です。

UMLを拡張した、抜け・漏れのないGUI設計「画面遷移図設計」機能

GENWARE3では、仕様設計者およびGUI開発社向けにUMLの状態遷移設計手法を拡張した、「画面遷移設計機能」を提供します。画面遷移図はMicrosoft社のVisioを使って容易に設計を開始できます。
作成した設計データは、GENSKETCH3に画面遷移表(画面イメージ付き状態遷移表)として取り込まれるため、抜け・漏れの無い設計を高速に行うことが可能です。

デザインデータとの連携「Photoshopインポート機能」※Figma対応は現在開発中

Photoshopのインポートがドラッグ&ドロップ操作で気軽に行えます。

強化された機能

良いところはそのままに、さらなる付加価値アップを。

国内トップメーカのお客様にお使いいただき、磨かれてきた機能をさらに向上させました。
これまでご好評いただいていた機能はそのままに、さらに使いやすく、便利なツールとして、進化を遂げました。

最大64カ国語同時開発可能

日本語・英語・中国語・アラビア語など、最大64カ国語の言語を同時開発可能になりました。
各GUIに表示するテキストを言語別にリソースとして格納することができます。これにより、言語数に関係なく、1度のGUI作成で、各国語用のGUIアプリケーションを作成できます。

コンパイラ・デバッガとの連携機能強化

GENWARE3では、あらかじめ簡単な設定をするだけで、ソースコード生成時に自動的にコンパイラを呼び出し、パソコン上の動作確認用モジュールを作成できます。
GENWARE3/3Nの新機能であるGUIシナリオ機能と組み合わせることで、プログラミングの知識無しに組込みGUIアプリケーションを作成できるので、プロトタイプ開発やデザイナによる表示チェックなどにもGENWARE3を活用いただけます。

業界トップシェアの高速・省メモリ 「GUIミドルウェア」搭載

業界トップシェアを誇る、高速・省メモリなGUIミドルウェア「GENIFA3(ジェニファスリー)」も進化しました。これまでのGENWARE2に搭載されていたウィンドウマネージャ機能や組込みリソース(文字列や画像など)管理機能はそのままに、あらたにGUIデータベース機能やマルチタスク機能を追加しました。

YUV色空間に対応

デジタルテレビなどで使われることの多い、YUV色空間に標準対応しました。インデックスカラー、RGB色空間に加えて、より様々なハードウェアに対応します。

GUIデータの構成管理

GENWARE3/3Nでは、プロジェクトデータをXML形式で保存します。これにより、プロジェクトデータを構成管理ツールに登録することができるため、ソースコードと共に、GUIデータの構成管理が可能になります。

デバッグツール搭載

Windows版の動作確認実行モジュールにて、パネル切換え/ウィンドウの開閉/アニメーションの開始や停止など、動作確認に必要な操作をツールバーから実行できるようになりました。

仕向け管理機能

仕向け管理機能とは、複数の機種のGUIデータを1つの共通プロジェクトで管理する機能です。1つのプロジェクトデータから、機種ごと(仕向けごと)に必要な画面やリソース(ピクチャ・文字列など)だけを取り出し、機種ごとのGUIアプリケーションを作成できます。

他言語への対応&実機のフォントで画面作成

GENWARE3では最大64カ国語の言語データを管理できます。左右双方向からの文字入力・表示にも対応しています。また、「文字のはみ出し」チェック機能により、多言語での文字切れトラブルを未然に防げます。
また、GENWARE3では実機のフォントを使って画面を作成、デバッグできる機能を備えており、パソコン上で作成した画面イメージがそのまま実機の表示となります。

複数人同時開発サポート

GENWARE3のプロジェクトデータをLAN上で共有する同時開発手法と、別々のPCで分割し開発したプロジェクトデータをマージする機能もサポートしています。

マルチスクリーン機能

1つのGENWAREプロジェクトから画面表示内容が異なる複数の出力先に描画する機能です。1つのCPUで最大8画面まで制御することができます。

4K解像度に対応

GENWARE3の画面サイズは、最大4096×4096。
高画質・大画面の表示に対応できます。

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