CEOメッセージ
CEO Message
ひとりひとりにとって
スマートで幸せな世界を実現する
「世界一の市場」に挑戦するアイ・エル・シー
私たち株式会社アイ・エル・シーは、1988年の創業以来、FA、医療、社会インフラ、車載、半導体/センサーなど多岐にわたる分野において、組込みソフトウェア技術と開発支援ツールの提供を通じて、社会や産業の発展に貢献してまいりました。
私たちが主軸とする「組込みソフトウェア」市場は、世界でも有数の規模と成長性を誇る分野です。あらゆるモノが知能と接続性を持つ現代において、人と社会を支える“見えない頭脳”としての役割を担う組込みソフトウェアの重要性は、今後さらに高まっていくと確信しております。私たちはこの分野を「世界一の市場」と捉え、その本質に向き合い続けています。
「Use what we sell, Sell what we use.」というものづくりの哲学
アイ・エル・シーでは、「ソフトウェアファースト」という姿勢を大切にしています。ソフトウェアがハードウェアの価値を最大限に引き出すという視点に立ち、現場で真に求められる商品を具現化することを目指しています。また、私たちは自らが使用し納得した商品・システムのみを提供するという姿勢を貫いています。多様な組込み機器に対するソリューションを開発・提供するメーカーであると同時に、それらの機器を用いたシステム構築を行うユーザーでもある――この両面性が、私たちのものづくりの哲学「Use what we sell, Sell what we use.」を体現しています。
近年では、従来の階層型制御を超える新たなアプローチとして、「シーン制御」という考え方を軸に開発を進めています。
シーン制御とは、TPO(Time, Place, Occasion)に応じて、機器やソフトウェアがその時その場にふさわしい役割を自律的に担い、全体として最適な動作を実現する制御方式です。これにより、工場、医療、住宅などさまざまな現場において、柔軟で協調的なスマート制御が可能になります。
その象徴が、私たちが提供する次世代プラットフォーム「INTAconnection®(インタコネクション)」です。エッジやクラウドと連携しながら、現場機器がシーンに応じて判断・連携する「分散・協調型のシステム」として、すでに多くのお客様から高い評価をいただいています。
技術を通じて人に貢献し、グローバルに価値を発揮できる「プロフェッショナル集団」として
私たちのミッションは、「ひとりひとりにとって スマートで幸せな世界を実現する」ことです。それは単なる技術革新に留まらず、人に寄り添い、現場に根ざし、一人ひとりが本当に実現したいことを形にする力を提供するということ。技術と人が調和し、ともに成長していく社会こそ、私たちが目指す未来です。
これからも私たちは、変化と多様性を歓迎し、柔軟かつ本質的な技術革新に挑戦し続けます。そして、社員一人ひとりが技術を通じて人に貢献し、グローバルに価値を発揮できる「プロフェッショナル集団」として進化してまいります。
どうぞ今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役会長 兼 CEO

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