組込みソフトウェアPLC INTALOGIC
INTALOGIC
開発の流れ
INTALOGICを使った開発の流れについて、例をご紹介します。
1. ポーティング

お客様の制御ボードに合わせて、INTALOGICランタイム(ソフトウェア)をポーティングします。
ランタイム搭載済みのボードについては、お問い合わせください。
ポーティングについて
INTALOGIC ランタイムをターゲット機で動作させるための修正・再構築作業のことをポーティングと言います。 以下にポーティング作業の流れについて、例をご紹介します。
1. ターゲット機の準備
ターゲット機およびターゲット機用のコンパイラ、リンカ、デバッガなどを準備し、INTALOGIC ランタイムのソースのコンパイルおよびデバッグができる環境を準備します。

2. メモリマップの定義
ターゲット機においてINTALOGIC ランタイムで使用するメモリの配置を定義します。

3. INTALOGIC ランタイムのソースコード修正
「INTALOGIC ポーティングサポートパッケージ」に含まれるINTALOGIC ランタイムのC言語ソースファイルに対し、ターゲット機の仕様に合わせ修正を行います。その後、INTALOGIC ランタイムを生成します。

4. デバッグ
ターゲット機でINTALOGIC ランタイムの動作確認を行います。

※お客様でポーティング作業を実施される場合は、「INTALOGIC ポーティングサポートパッケージ」(スタータキットと別売)が必要です。
※ポーティング作業は弊社でも承っております。弊社営業担当までご相談ください。
※INTALOGICエディタのカスタマイズが必要な場合は、弊社営業担当までご相談ください。
2. ラダープログラムの開発
INTALOGICエディタでラダープログラムを開発します。

3. 動作確認
パソコン上でシミュレーションし、ラダープログラムの動作を確認します。

4. プログラムのダウンロード
ポーティングを完了した制御ボードにラダープログラムをダウンロードします。

5. デバッグ・評価
デバッグ・評価を行えば、開発完了です。
INTALOGIC搭載の評価ボード(ASURA)開発したアプリケーションをすぐに試せます。