よくある質問

FAQ

GRect構造体は、何の情報を管理しているのでしょうか? また、GRect構造体を使用した描画範囲の設定方法とコントロールの移動方法についても教えてください。

■ GRect構造体について

GRectは、genifa内において、矩形座標情報を管理するための構造体です。 GRect構造体には、矩形領域の左上角X,Y座標、右下角X,Y座標情報を格納しています。
また、GRSetRectなど先頭にGRがつく関数は、GRect構造体に対して、値の設定、値の取得、オフセット処理などを行うために使用する関数です。
GRect構造体は、描画範囲の設定やコントロールの移動を行う場合に使用します。

以下にGRect構造体を使用した、描画範囲の設定とコントロールの移動を行う場合の流れを説明します。

■ 描画範囲の設定について

  1. GRSetRect関数を使用して、GRect構造体に座標情報を格納します。
  2. SetBounds関数を使用して、GRect構造体に格納されている座標情報を描画範囲として設定し描画します。
  3. SetBounds関数では、再描画処理を行わないので、AddRefreshRect関数を使用してGRect構造体に格納した座標情報の描画範囲で再描画を実施します。

■ コントロールの移動について

  1. GetBounds関数を使用して、GRect構造体からコントロールの座標情報を取得します。
  2. SetBounds関数を使用して、GRect構造体にコントロールの移動先の座標情報を設定します。
  3. SetBounds関数では、再描画処理を行わないので、AddRefreshRect関数を使用して、コントロールの再描画処理を実施します。

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