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GENSKETCH3でのフォントデータ取得の仕組みについて

組込みGUI統合開発環境 GENWARE3(ジェンウェアスリー) サポート

技術情報(よくあるご質問と回答)

ご質問

GENSKETCH3フォントデータ取得の仕組みについて教えてください。

回答

■ GENSKETCH3でのフォントデータ取得の仕組みについて

GENSKETCH3では、BSPフォルダ内
(標準インストール時C:\Program Files\ILC\GENWARE3\GENWARE3\BSP\BSP名)
に格納されているGPI.dllを利用してフォント情報を取得し使用しています。
以下にGENSKETCH3のフォント情報取得の概要を示します。

GENSKETCH3とフォントデータの関係

GPI.dllの概要につきましては、GENWARE3ポーティングマニュアル.pdfの「1-3 GPIポーティング」、「3-1 GPI概要」に記載がございますのでご参照いただきますようお願いいたします。

■ ユーザ独自のフォントを使用する場合について

ユーザ独自のフォントを使用するためには、ユーザ独自のフォントを読み込む処理(GPILoadFont関数など)を組み込んだGPI.dllを作成し、GENSKETCH3に添付されているGPI.dllと差し替えていただく必要がございます。

■ GPI.dllの作成方法について

ポーティングサポートパッケージ内の「gpi\GPIWIN\GPIDLL\GPI.dsw」にMicrosoft Visual C++ 6.0ワークスペースが格納されております。このワークスペースは、GENSKETCH3に添付されているGPI.dllを作成するためのものです。
上記のワークスペースをベースに、フォントの初期化、ロードする対象をWindowsのフォントからユーザ独自のフォントに変更することで、ユーザ独自のフォントを読み込む処理を組み込んだGPI.dllを作成することができます。
上記のワークスペースでは、gpiwinfont.cppソースコード内でフォントに関する処理を行っております。

gpiwinfont.cppソースコード内のフォントに関する処理につきましては、GENWARE3ポーティングマニュアル.pdfの「3-2-8 フォント依存部」に記載がございますのでご参照いただきますようお願いいたします。

対象製品バージョン:Ver.2.00.000

管理番号:FG_G10085

資料更新日: 2009年2月26日

※この資料は、資料更新日現在のものです。


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