■ リスクベース検証サービスをベースにシステムテスト工程のテスト品質向上と効率向上を実現
組込みソフトウェア検証サービスでは、機能テスト・システムテストにおける下記のプロセス領域での対応が可能です。
テスト計画(システムテストの分析・テスト仕様書作成・テスト実施まで)
テスト分析(テスト視点抽出・テスト条件抽出・リスク分析)
テスト分析結果に基づくテスト設計(テスト仕様書・テストケース作成)
テスト実施(持ち帰りテスト・現地テスト・テスト不具合分析)
組込み開発で培ったシステムテスト技術を、当社では「リスクベース検証サービス」というテストプロセスに体系化しています。
システムテストにおいては、「重大不具合」をテスト早期の段階で発見できるよう、テスト設計の粒度や、 テスト実施におけるテスト順序を、意識的にコントロールすることが重要です。「重大不具合」が限られたテストリソースの中で 適切に発見されないと、市場への不具合抽出やシステムテストの納期遅延などの重大な問題を引き起こします。
リスクベース検証サービスでは、テスト分析(テスト視点抽出・テスト条件抽出・リスク分析)のフェーズを設けることで、 テストインプット(要件仕様書やユーザインタフェースなどの外部仕様書)をテストベースに、当該テストにおけるリスク箇所を明らかにし、 ユースケースを熟知する関連者・ソフトウェアの構造や品質を熟知する関連者など、プロジェクト関係者と議論を重ねることによって、 これをブラッシュアップします。このリスク分析結果をインプットにして、以後のテスト設計(テスト仕様書・テストケース作成)やテスト実施の計画を行うことで、 「重大不具合」をテスト早期の段階で発見できるようシステムテストプロジェクトをコントロールします。
リスクベース検証サービスを適用することで、リソースをかけるべき箇所にテストリソースをかけ、その結果、
発見すべき重大不具合を適切な時期に発見することで、システムテストコストを総合的に低減させます。
リスクベース検証サービスは、国際的なテスト認定制度であるISTQB(※1)の認証を受けたテストチームメンバーが中心的に
プロジェクトを推進します。
テストベース(要件仕様書やユーザインタフェースなどの外部仕様書)を、リスクベース検証サービスの分析フェーズで解析することで、
仕様書の質が向上する副次効果があります。
※1:ISTQB:ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定団体(lnternational Software Testing Qualifications Board)の略称
各分野での代表例です。ここに挙げた実績の他にも豊富な実績を誇っています。
分野 | 内容 |
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