組込みソフトウェアPLC INTALOGIC5
INTALOGIC5
開発の流れ
INTALOGIC5を使った開発の流れについて、例をご紹介します。
1. ポーティング

お客様の制御ボードに合わせて、INTALOGIC5ランタイム(ソフトウェア)をポーティングします。
ランタイム搭載済みのボードについては、お問い合わせください。
ポーティングについて
INTALOGIC5 ランタイムをターゲット機で動作させるための修正・再構築作業のことをポーティングと言います。 以下にポーティング作業の流れについて、例をご紹介します。
1. ターゲット機の準備
ターゲット機およびターゲット機用のコンパイラ、リンカ、デバッガなどを準備し、INTALOGIC5 ランタイムのソースのコンパイルおよびデバッグができる環境を準備します。

2. メモリマップの定義
ターゲット機においてINTALOGIC5 ランタイムで使用するメモリの配置を定義します。

3. INTALOGIC5 ランタイムのソースコード修正
「INTALOGIC5 ポーティングサポートパッケージ」に含まれるINTALOGIC5 ランタイムのC言語ソースファイルに対し、ターゲット機の仕様に合わせ修正を行います。その後、INTALOGIC5 ランタイムを生成します。

4. デバッグ
ターゲット機でINTALOGIC5 ランタイムの動作確認を行います。

※お客様でポーティング作業を実施される場合は、「INTALOGIC5 ポーティングサポートパッケージ」(スタータキットと別売)が必要です。
※ポーティング作業は弊社でも承っております。弊社営業担当までご相談ください。
※INTALOGIC5エディタのカスタマイズが必要な場合は、弊社営業担当までご相談ください。
2. ラダープログラムの開発
INTALOGIC5エディタでは、ラダー(LD)、FBD、STの各言語でプログラムを開発できます。

3. 動作確認
パソコン上でシミュレーションし、ラダープログラムの動作を確認します。

4. プログラムのダウンロード
ポーティングを完了した制御ボードにラダープログラムをダウンロードします。

開発したアプリケーションをすぐに試せます。