技術情報(よくあるご質問と回答)
ご質問
GENIFA3の概要を教えてください。
回答
GENIFA3(ジェニファスリー)はGUI開発を強力にサポートする、C/C++言語用GUIライブラリです。
GENIFA3はGUIの描画のみならず、マウスやキーなどのイベント管理、ウィンドウシステムなどのGUI構築に欠かせない機能を準備しています。
また、お客様のプラットフォームへの移植を容易にするために、「GPI」と呼ぶインタフェースを用意しています。「GPI」はハードウェア、OS、フォントなどの組み込み対象プラットフォームに依存する処理を呼び出す仕組みをもっておりますので、「GPI」の処理をプラットフォームにあわせて変更することで、異なるプラットフォームであっても、簡単にGENIFA3を移植できます。
機能名称 | 説明 |
---|---|
GDataBase | 外部から動的に変更できるGUI表示用のデータベースクラス |
GEvent | マウスやキーボードおよびタイマなど各種イベントやGWin/GControl/GShape などウィンドウシステムのイベントを管理する関数群 |
GResource | 文字列や立体枠、画像などのリソースを取り扱う関数群 |
GTask | 複数の表示デバイスにGUI表示するなどの目的で使用するマルチタスク管理クラス |
GWin | ウィンドウシステムを管理する関数群 |
GControl | GWin 上で動作するボタンやピクチャーなどのコントロールを管理する関数群 |
GShape | GWin 上で動作するボタンやピクチャーなどのコントロールを管理する関数群 |
GDraw | 基本図形や文字の描画、座標、色などの描画環境の設定を行う関数群 |
GPI | ハードウェアやOS に依存する部分を吸収する関数群(GPI に関しては「ポーティングマニュアル」をご参照ください) |
対象製品バージョン:Ver.2.00.000
管理番号:FG_G10026
資料更新日: 2008年8月20日
※この資料は、資料更新日現在のものです。